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地盤改良工事と耐震等級3の基礎づくり2024.05.17

家を建てる際、地盤の強さは安全性と耐久性に直結する重要な要素です。

特に、地震が多い日本では、地盤の強さと基礎の設計は一層重要となります。

今回は、耐震等級3の基礎を作るために行った地盤改良工事についてご紹介します(^^)/

 

【地盤調査の重要性】

まず、家を建てる前に行うべき第一のステップは地盤調査です。

地盤調査では、建設予定地の地盤が建物の荷重に耐えられるかどうかを詳細に検査します。

私たちも専門の地盤調査会社に依頼し、以下のような調査を行いました。

 

・ボーリング調査: 地中に穴を掘り、地層のサンプルを採取して分析します。

・SWS(スウェーデン式サウンディング)試験: 地中にロッドを挿入し、

抵抗力を測定することで地盤の硬さを評価します。

 

地盤改良の必要性

調査の結果、私たちの建設予定地の地盤は部分的に軟弱であり、

直接基礎を設置するには不十分であることが判明しました。

特に、耐震等級3の基礎を作るためには、地盤を改良し、必要な強度を確保する必要がありました。

 

地盤改良工事の方法

地盤改良工事にはいくつかの方法があります。

1.表層改良工法:

表層部分の地盤を掘り起こし、セメント系固化材を混合して強度を高める方法です。比較的小規模な建物に適しています。

2.柱状改良工法:

地中に柱状の改良体を形成する方法で、より深い部分の地盤強化が可能です。今回は、こちらの工法を選びました。

 

耐震等級3の基礎設計

地盤改良が完了した後、耐震等級3の基礎を設計・施工しました。

耐震等級3は、建築基準法に基づく最高等級で、大地震にも耐えうる強度を持つ基礎を意味します。

具体的には、以下のポイントを重視しました。

・基礎の剛性: 地震時の揺れに耐えるため、基礎の剛性を高める設計を採用。

・鉄筋の配置: 鉄筋の間隔や配置を厳密に計算し、基礎全体の強度を均等にする。

・杭基礎の採用: 地盤改良と併せて、より深い部分に杭を打ち込み、建物全体を支える。

 

まとめ

地盤改良工事と耐震等級3の基礎づくりは、安全で安心できる住まいを実現するための重要なプロセスです。

しっかりとした地盤調査と適切な改良工事を経て、高い耐震性を持つ基礎を作り上げました。

このような取り組みが、未来の住まいの安全性と持続性を保証するのです。

 

新築やリフォームを考えている際は、地盤の調査と改良をしっかり行い、

安全で安心な住まいづくりを目指しましょう。

 

【NEWS】

5月25日(土)・26日(日)基礎見学会を開催いたします。

HPイベント情報にてお気軽にご予約ください♪

 

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